~安心してガスをお使いいただくために~
ガス機器には、適合するガスの種類を示したラベルが貼られています。
●新しくガス機器をお買い求めになる時
●今までご使用されていなかったものをお使いになる時
ガス機器がガスの種類と合っているか必ずご確認ください。
※お引越しの時には特にご注意ください。
●敷地内のガス管は「お客さまの大切な資産」です。
●道路に埋まっているガス管はガス事業者の資産です。
暮らしのエネルギー「都市ガス」を運ぶガス管。
それは毎日休みなく、私たちの身体にエネルギーを運ぶ血管に良く似ています。
ひとたび異常が発生すれば、快適な暮らしをおくることができません。古くなったガス管は、早めにお取り替えをおすすめいたします。
土の中に埋められたガス管(亜鉛メッキ鋼管)は、一般的に年を経るとともに腐食が進行しており、その埋設環境により差がありますが、「およそ20年が取り替えの目安」といわれています。
なお敷地内のガス管は、皆さまの資産であり、交換費用は皆さまのご負担となります。
ガス管の腐食状況(例)
腐食・地震に強いガス管を使用します。
場所に合わせ、最適なガス管にお取り替えします。
ポリエチレン管
ポリエチレン被覆鋼管
硬質塩化ビニル被覆鋼管
コンロや小型湯沸器をお使いになる時は、必ず換気扇を回すか、窓を開けて換気しましょう。
小型湯沸器は安全装置が付いていても必ず換気しましょう。
ガスストーブをお使いになる時は30分に1回程度、新鮮な空気に入れ替えましょう。
こんな使い方は大変危険
揚げものをしている時やグリルを使用している時は、その場から離れないことが大事です。
来客や電話などでその場から離れる時には、必ず火を止めてください。
小型湯沸器で浴槽、洗濯機への給湯、シャワー、洗髪等の長時間連続使用は不完全燃焼を起こし、CO(一酸化炭素)中毒の原因となり、大変危険です。
絶対におやめください。
ガスストーブの付近には燃えやすい物は置かないように注意しましょう。
小さなお子さまがいるご家庭では、やけどなどに注意しましょう。
金網ストーブをお持ちのお客さまへ
排気筒(煙突)が詰まっていると、不完全燃焼を起こし、CO(一酸化炭素)中毒の原因となる場合があり大変危険です。
以下のような状態になってないか、点検を行ってください。
●地震・台風・強風・大雨・大雪のあとは、排気筒(煙突)のはずれや、壊れがないかどうか確認してください。
●排気筒(煙突)内に鳥が巣を作っていませんか?
●排気筒(煙突)の詰まり、はずれ、穴あきはありませんか?
●給気口がふさがっていませんか?
●ひび割れや固くなったものはお取り替えください。
●ゴム管は赤い線までキッチリ差し込んでください。
●ゴム管は必ずゴム管止めで止めてください。
●使わないガス栓には、ガス栓キャップをかぶせてください。
現在市販されているガス用ゴム管は、すべて耐久性にすぐれたガスソフトコード(白色系)になっています。
ガス機器の安全なご使用、日常管理については、取扱説明書をよく読んでいただき、その内容を理解し、ご使用いただくことが大切です。
ガス機器ご使用時に不快な臭い、炎のあふれ、機器本体の異常な過熱などがあれば、ただちに使用を中止し、ガス機器購入店または修理店にご連絡ください。
熱交換器の目づまりなどが、不完全燃焼を起こし、CO(一酸化炭素)中毒の原因となる場合があります。時々上部(防熱板の下)に汚れや詰まりがないかチェックしてください。上部に汚れや詰まりがある場合や使用中にたびたび火が消える場合は、販売店に点検・修理(有償)をお申し込みください。
FF暖房機、ファンヒーターは裏側のエアフィルターのお掃除をしましょう。
バーナーが目づまりしたまま使うと、不完全燃焼を起こし、CO(一酸化炭素)中毒の原因となる場合があります。
時々器具ブラシなどでお掃除をしてください。
空炊きに注意しましょう。
ガス風呂がまや浴槽を傷めたり、火災の原因にもなります。
また、風呂がまが水に浸かると故障の原因にもなります。
無理な接続はガス漏れ、火災等の原因になります
接続する場合は、ガス機器及び接続具の取扱説明書をよく読んでいただき、その内容を理解し、接続していただくことが大切です。
※新しく取り付けるガス栓はヒューズガス栓になっています。
お届けしているガスには、有毒な物質であるCO(一酸化炭素)が含まれておりませんが、誤った使い方をされますと、有毒なCO(一酸化炭素)が発生して、中毒等の原因となりますので大変危険です。
給気口や換気口がふさがっていると、浴室内の空気が不足してCO(一酸化炭素)中毒を起こしますので、絶対にふさがないでください。給気口がないときは、浴室の窓やドアを開けてご使用ください。
お風呂を沸かしているときやシャワーを使っているときに、台所の換気扇を使用すると、風呂がまの排気が浴室内に逆流し、CO(一酸化炭素)中毒を起こす場合があります。。
風呂がまは、屋外式または密閉式なら安全性が高く安心です。
浴室内のスペースが生かされる屋外設置機器。
室内に風呂がまを取り付けても安心。
煙突式(CF式)風呂がまをお使いの場合は、お客さま自身によるこまめな点検で安全確認をしてください。
安全な屋外設置式や密閉式の機器、
もしくは不完全燃焼防止装置付きの機器にお取り替えをおすすめします。
●屋外設置式(RF式)
機器を屋外に設置、煙突などの給排気設備は必要なく、最も安全な機器です。
●密閉式(FF式)
ファンの力で空気を屋外から取り入れ、排気も強制的に屋外へ排出します。
●不完全燃焼防止装置付きの機器
換気不足やホコリ詰まりによる不完全燃焼をキャッチし、ガスを自動的にストップします。
あれ?火がつかない…、お風呂が沸かない…など、ガスが出ていないかもしれないという状況が発生したら、まず下記の内容をチェックしてください。
●窓や戸を大きく開けましょう
●ガス栓やメーターガス栓を閉めましょう
すぐに当社にご連絡ください
ガス管損傷は、ガス爆発など思わぬ大きな事故につながります。
その多くが、ちょっとした思いこみやミスによるもの。事前の準備や確認が大切です。
ガス管の位置を確認後、施工してください。
ガス管の位置だけでなく、埋設されている深さにも注意してください。
建物の解体工事前に、ガス管やガスメーターの撤去依頼を当社にご連絡ください。
事故防止のためには
ポリエチレン管は、材質がポリエチレンというプラスチックのガス管で、地震に強く、腐食しません。しかし衝撃が加わると破損してしまいますので、十分ご注意ください。
ポリエチレン管の色は、現在埋設しているものは黄色。以前は緑色。
すぐに当社にご連絡ください
故障したと思われる場合、修理を依頼する前に下記の項目をチェックしてください。
故障修理をご希望の場合は、当社にご連絡ください。